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トラベルブロガー リシェル・ガムランさん 熊野古道伊勢路ブログ

リシェルの熊野古道伊勢路 究極ガイド

※クリス&リシェルが実際に歩いたスケジュールはこちら
※本文中のリンク先は、英語の外部サイトが表示される場合がございます。
※本文はリシェル・ガムランさんのブログを翻訳し、一部意訳注釈を加えております。

The ultimate GUIDE JAPAN'S KUMANO KODO

熊野古道伊勢路を歩いたこの2週間は、私の人生の中で経験したことがないほど大変な旅でした。けれど、同時にとても素晴らしい経験だったと断言できます。
私は普段、長距離のウォーキングはしないので、この巡礼の旅はかなり不安でした。2週間も歩き続けることができるだろうか、山に登ることは大変だろうな、食事は?泊まるところは?そして何よりも約170キロ歩くことができるかどうか・・・正直自信がありませんでした。

そんな不安をよそに、歩き始めると伊勢路のルート沿いには、電車に乗ってしまったら気づかないような小さな町や漁村がたくさんあることに興味を覚えました。そして私は山に登り、江戸時代につくられた石畳の山道を歩きました。地元の料理を楽しみ、家庭的な旅館やゲストハウスに泊まり、畳の上で眠っていました。

この旅で私はたくさんのあたたかい人たちと出会うことができました。

伊勢路最難関の八鬼山でのハイキング

熊野古道伊勢路 – 人里離れた道を行く

私の今回の旅について、ここ数週間多くの皆さんから質問がありました。
熊野古道伊勢路はあまり人が行かない場所なので、WEBでの情報は豊富にあるとはいえないかもしれません。でも特別なことにチャレンジしたい!他の人が経験したことのない旅をしたい!と思うなら、ここはあなたにピッタリの旅先です。

この「究極のガイド」では、皆さんが知りたいと思っている、熊野古道伊勢路の巡礼の旅の詳細、経験、情報などについて紹介したいと思います。私の目標は、あなたが誰かのサポートを受けなくても自分でこのステキな旅を計画できるようになることです。

正直、熊野古道伊勢路を歩くことは大変だと思います。世界中から観光客が集まるスペインの世界遺産である巡礼道「カミノ・デ・サンティアゴ」とはまったく違います。便利な看板はあまりないし、めったに他の巡礼者に出会うこともありません。でも、アジアの中で素晴らしいアドベンチャーやチャレンジの旅を探しているなら、あなたにオススメの旅であると断言できます。

江戸時代の巡礼者の衣装を着てみた!

伊勢路ルートとは?

他の多くの巡礼地とは違い、熊野古道にはたくさんのルートがあります。
目指すのは、いずれも和歌山県にある熊野三山です。天皇や貴族はもともと京都から旅をしていましたが、江戸時代になると庶民が日本の宗教(神道)の中で、最も格式の高い伊勢神宮からスタートする伊勢路を歩いたそうです。

熊野古道で人気があるのは、和歌山県の田辺から始まる「中辺路」ルートです。「中辺路」は3日間で歩くことができ、計画もたてやすいと思います。もし熊野古道を歩いたことのある人を知っているとしたら、その人はおそらく「中辺路」を歩いた確率が高いと思います。とはいえ、ほとんどの外国人旅行者にとって3日間ではもの足りないと思います。
もし、普通の人がなかなか行かない場所へ行きたいとか、日本の田舎を見たいと思っているのなら私は「伊勢路」をオススメします。伊勢路はとてもよく保存されているし、世界遺産に登録されている峠がたくさんあるからです。「中辺路」の3日間の行程と比べると、伊勢路はそんなに簡単ではなく、かなりアドベンチャーな旅になることは間違いないけれどね。

はじまりは伊勢から

巡礼スタート: いざ伊勢へ

熊野古道伊勢路を歩きたいなら、まずは出発地である三重県の伊勢市(伊勢市駅)へ行く必要があります。電車(JR・近鉄)に乗って、名古屋から約2時間で簡単に行くことができます。大阪からの電車もあるし、東京から名古屋で乗り換えて、伊勢まで行くことができます。

伊勢には素晴らしい内宮と外宮があります。ここは神道にとって非常に大切な場所であり、日本で最も神秘的な場所のひとつです。内宮と外宮は、約6キロ離れていますが、この両方を合わせて伊勢神宮と呼びます。
昔の巡礼者たちは、伊勢神宮を訪れてから伊勢路の旅をスタートさせました。熊野古道への巡礼の旅を始めるならまずは内宮へ、その後外宮を参拝して旅を始めましょう。
注釈:江戸時代の参拝順は外宮そして内宮ですが、伊勢路のルート上では逆になります。

街道沿いにある目印の道標と!

伊勢路ルートでは、何が見られるの?

伊勢路のすばらしいところは、さまざまな風景を体験できること!農家、村、山、海などのその景色は、飽きることがありません。

市街と街道を歩く

1日目は伊勢の街を歩き田丸へ向かいました。大きなトラックが通る交通量の多い道を歩くのはあまり好きではなかったけれど、それは最初の1日半だけ。その後、こうした道はほとんどありませんでした。

小さな漁師町「うお町」の景色を見下ろす

小さな町を探検しよう

ルートのほとんどは三重県の小さな町を通ります。舗装されていない道を歩くのはちょっぴり大変だったけど、私は熊野古道伊勢路のすべてが大好きになりました。道中で出会った地元の皆さんが「おはようございます」「こんにちは」と声をかけて私たちを迎え、励まし、応援してくれたのは、とても嬉しい思い出になりました。

これらの小さな町を探検することで、私はほとんどの観光客が見逃してしまっているありのままの日本を見ることができました。電車で通過すれば1分しかかからないような距離の場所を、時間をかけ、ゆっくりと歩きました。私はそこでたくさんの地元の方と触れ合うことができました。また、本当に小さな茶畑を目の当たりにしたり、移動販売のトラックなどを見かけたりもしました。田舎のど真ん中にある自動販売機でお茶を買ったりもしました。
熊野古道伊勢路を歩く理由は、こんなさりげない体験の数々の中にあります。

峠を越える

熊野古道伊勢路では、多くの山道を歩きます。とても楽な部分もありますが、それ以外はとてもハードで、歩き終わるのに何時間もかかる峠や山道があります。
峠から峠を歩くのはかなり大変でした。(1日で最高6つの峠を越えることも!)ただ、それをやり遂げたときには、とても満足感を得ることができることを約束します。
楽しみは、ほとんどの峠で素晴らしい景色が楽しめること。
ある道は大きな木の根が這った道。
ある道は江戸時代から残っている石畳の道など、どれも私達の目を楽しませてくれました。
ルート沿いは、かなり古い神社や亡くなった巡礼者たちのお墓、太陽の光を浴びる大きな杉や檜に囲まれています。
こうした道を歩いていると、本当に巡礼者になったような気持ちになります。

八鬼山の頂上に到着!

八鬼山の登山

この巡礼の旅でのハイライトの1つとして、1つの山に登りました。それは伊勢路最難関といわれる八鬼山です。この山については事前に恐ろしいことを聞いていましたが、体力的にはそんなに大変ではありませんでした。それよりも私にとって大変だったのは、苔で覆われた滑りやすい岩の上を捻挫した足で、2時間のぼったことです!

約2時間〜2.5時間の下り。一番長い峠である八鬼山での経験は、とても価値のあるものでした。今までたくさんの巡礼者たちがこの道を歩いてきたのだから、あなたもできるはず!

熊野市の「鬼ヶ城」を探検

海岸沿いを辿って

熊野古道伊勢路の後半は紀伊半島の海岸沿いを歩きます。峠を歩き終えると海岸に到着するところもあるし、漁村を散策した後もすぐに海岸が見えることも。旅の最後の日には、日本最長の石のビーチ(砂れき海岸)を歩きました。

山頂から見る海岸線の風景は、毎日新鮮なシーフードを楽しむのと同じくらい楽しい体験でした。

ゴールの熊野速玉大社!

巡礼ゴール: 熊野速玉大社

熊野古道伊勢路は熊野三山の一つ、熊野速玉大社を目指します。熊野古道の巡礼ルートのすべては、熊野三山である熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社につながっています。

今回の伊勢路旅は熊野速玉大社で終了します。旅の終了を祝い正式参拝を終えましたが、昔の巡礼者は、3つの神社を訪れてから帰りました。その後残りの2つの神社へ行くプランもおススメです。

敬虔な気持ちでたくさんの神社を参拝しました

神道に敬意を払う

伊勢路ルート沿いには、伊勢神宮や熊野速玉大社の他にも、神社やお寺がたくさんあります。日本最古の神社である花の窟、赤ちゃんのよだれかけを身につけている小さなお地蔵さんなども見かけました。

伊勢神宮には、雄大な鳥居と20年に一度、造り替えられる木造の社殿がありました。ほとんどの神社には、神聖な岩や滝、樹木があり、豊かな自然に囲まれています。その空間では神道が持つ素朴さ、包容力、自然に対する敬意を実感することができました。

参拝の前に手を清めます

私たちはルート沿いで見つけたすべての神社で賽銭を供え、参拝しました。神社の参道の中央は神様の道なので、人は端を歩かなければいけないこと、すべての鳥居をくぐる前にはお辞儀をし、鳥居を出るときには神社のほうを向いてもう一度お辞儀をする作法も学びました。

現在の人たちが、熊野古道伊勢路を歩くことは宗教的な理由からだけではありませんが、宗教的な側面は無視すべきではないと思います。神道は、宗教、民族、国籍にかかわらず、あらゆる人生の人々を受け入れてくれます。日本の自然や伝統を尊重している限り、どんな神社でも参拝することができるのです。

素晴らしい川の景色

熊野古道伊勢路を歩く期間は?

熊野古道伊勢路約170kmを踏破するには、およそ11〜14日かかります。頑張れば1週間で歩き切ることもできますが、できれば、もう少し時間をかけて歩くことをオススメします。

私たちは伊勢路ルート沿いで様々な体験をしたので14日かかりました。それらがなくても、約11日間みておくと良いと思います。

個人的には休みの日も確保し、14日間で歩く計画をお勧めします。三重県には、スキューバダイビング、カヤック、パドルなど、日帰りで出来る素晴らしい体験スポットがあります。これらを体験しないのは、本当にもったいないです!

今回は2日間大雨に見舞われ、足の捻挫というアクシデントもありました。1日は雨の中を歩かなくてもいいようにもう1日は足の休憩のため。天気や体調を考えて休みの日を作っておくと良いと思います。

私が携帯電話を持っているのには、理由があります

どうやって、ルートを歩くの?

メジャーな「カミノ・デ・サンティアゴ」や中辺路とは違い、熊野古道伊勢路を歩く場合、峠には看板がありますが、町や村の中には、看板がないところもあります。ではどうしたらいいでしょう?
まずは、「熊野古道伊勢路ナビ」を開いてください。

三重県では、スマホやタブレットを使って歩けるように、「熊野古道伊勢路ナビ」を制作しています。この地図はルートだけでなく、宿泊施設、トイレ、レストラン、神社、「スタンプラリー てくてく熊野古道」のスタンプがどこにあるかを表示しています(詳しい説明は後ほど)。

この地図の唯一の欠点は、アプリではなく、WEBサイトだということ。つまり、バッテリーやデータを大量に消費します。この地図は電波がつながらない場合どこにいるのかわからなくなってしまうことがあります。ラッキーなことにクリスと私の場合、一度しかなかったし、最終的には看板と標識を見つけることができたので、目的地までたどり着くことができました。

紙の地図を頼りに歩いている人もいるようですが、なかなか大変だと思います。日本語がわからないなら、もっと大変。バックアップとして紙の地図を用意しても良いですが、ほとんどの場合は、スマホで十分だと思います。

山の中でバッテリーが無くならないように!

必要なのは使えるWi-Fiとたくさんのバッテリー

地図を見て歩いていると、スマホのバッテリーがなくなるので、100%充電済のポータブルバッテリーを持っていきましょう。スマホが見られなくなると、大変ですから!

クリスと私がやった中でのベストな方法は、SIMカードに加えて、ポータブルWi-Fiを持ち歩いたこと。機内モードにすることで、バッテリーとデータが節約できるのです。なんらかの理由でポータブルWi-Fiの制限を超えたら、SIMデータを使用すると良いでしょう。

私は森の中で迷子に・・・

え?本当に看板が見当たらないの?

少し細かい話ですが、「熊野古道伊勢路ナビ」を使うのは必須です。ルート沿いに標識はありますが、特に町の中では看板が見当たらない場合もあります。

いくつかの標識は少し古く、オンライン地図とは違う方向を表示している場合もあります。さらに標識はすべて日本語です。看板を見つけたと思っても、ルートとは違う神社や展望台の案内である場合もあります。

けれど、山道では看板がとても役に立ちました。何故なら、そのあたりでは携帯がつながりません。看板があって本当に良かったです。山道ではスマホをしまって、看板を頼りに歩きました。

最後に。山の中でたくさんのピンクリボンを目にするかもしれませんが、これは、熊野古道伊勢路ルートを示すものではないことがあるので、信用しないでください。ピンクのリボンがたくさんある場所を見つけたら、伐採のための目印でルートとは関係ない可能性が高いです。もし、ピンクリボンをあてにして歩いてしまったら、雨が降り注ぐ森の中で迷子になるかもしれません......

心配しないで!クリスがサポートしますよ

ルートの計画はどうつくる?

皆さんのために、私のボーイフレンドのクリスがプランを準備してくれました。私たちの経験や情報が書きこまれた理想的な14日間のルートプランです。アクティビティを体験する日、怪我や悪天候などの予備日も想定し、3日のお休みも盛り込んでいます。

彼が作成した「世界遺産・熊野古道伊勢路の旅プラン」は、あなたの旅を計画するのに役立つ詳しい情報です。おススメの場所やアクティビティもあります。
もしあなたが7日間で歩きたいなら、実際の熊野古道伊勢路を7日間で歩いた体験を紹介しているFollowing the Arrowsのサイトを参考にしてください。私は熊野古道伊勢路を歩くのに、7日間は少し短いと思っていますが、参考になると思います。

旅館も探せるAirbnbを利用しよう!

泊まるのはどこ?

「カミノ・デ・サンティアゴ」と同じように、熊野古道伊勢路ルート沿いにはたくさんの宿泊施設があります。私のおススメは旅館に泊まることです。

旅館って、何?

熊野古道伊勢路の旅でお気に入りの一つは、毎晩旅館に泊まったことです。伝統的な日本の建物に滞在し、畳の上に布団を敷いて寝る機会がたくさんありました。ルート沿いの多くの旅館は、部屋数は少なく、トイレやシャワー、温泉を共有する必要がありますが、素晴らしい体験でした。

ほとんどの旅館では、夕食と朝食を提供してくれます。もし次の日、お店やレストランがない所を歩くのなら、おにぎり入りのお弁当を作ってくれるかもしれません。今回の旅では私はまるで女王様のように、いつもいつも美味しいものを食べました。そのくらい毎日の食事が、楽しみでした。

朝食のとき、浴衣を着ててもOK!

汚れた旅姿とは無縁

熊野古道伊勢路を歩くと汚れるんじゃないかな、と思っていましたが、雨の日以外は大丈夫でした!第一に、旅館(そしてほとんどのホテル)では汚れた靴は玄関で脱いでしまいます。

次に、ほとんどの旅館では夕食前にシャワーを浴びる時間があります。ぜひ利用してください!日本のいいところの一つとして、お風呂の中には小さな椅子があります。シャワーを浴びながら、痛めた足を休めることもできるのです。

旅館では、日本の伝統的な浴衣を着ました。豪華なホテルでも浴衣を着たまま、夕食をとってもOKです。

毎晩、あたたかいお風呂が約束されていたので、頑張れました

嬉しいことに温泉がある旅館やホテルもありました。シャワーを浴びた後、大きな湯船につかり、リラックスします。温泉は、長い一日のウォーキングの後の足の痛みを和らげてくれます。

また、多くの旅館が私の洗濯を無料でしてくれました。Airbnbを利用しているホテルでは、持参した衣類用洗剤シートが便利でした。もしかして服が一晩では乾かないかもと心配しましたが、旅館にあったヒーターはあたたかくて心地良いだけではなく、服も乾かしてくれました。

私たちが泊まった部屋から見える素敵な景色

どうやって旅館を予約するの?

旅館は、少なくとも1日前までに予約することをおススめします。これは部屋と共に夕食と朝食を用意する必要があるから。

熊野古道伊勢路ナビ」ではルート沿いの宿泊施設を表示させる機能があるので、ぜひ探してみて。
滞在中に旅館の予約をしたいなら、泊まっている旅館のオーナーに相談すれば次の旅館についてアドバイスしてくれるかもしれません。

クリスは、「世界遺産・熊野古道伊勢路の旅プラン」で、私たちが泊まった宿泊先について紹介しています。あなたが伊勢路の旅を計画しているのなら、まずはここを参考に見てください。

よく見かける旅館での夕食

予算はどのくらい?

ありがたいことに熊野古道伊勢路ではたくさんの荷物は必要ありません。なぜなら毎晩、泊まる場所があるから。つまり、テント、寝袋、調理器具、インスタント食品など、通常、長期的なハイキングで必要となるものを持っていく必要はありません。

宿泊料金

しかし日本のホテルや旅館も、安くはありません。1人1泊約5,000~8,000円程度の予算が必要となります。東京や京都でも、まぁまぁなホテルでもこれくらいの値段はします。
けれど、この料金には通常夕食と朝食が含まれている場合が多いです。そのため料金は1部屋ではなく1人あたりの料金です。食事にお金をあまり使わなくて良いので、全体としては費用を抑えることができます。
たまには贅沢な旅館に泊まりたいなら、値段は高くなりますが豪華な旅館を見つけることもできますよ。

さぎりの里のさぎり茶屋で食べた岩清水とんかつ、とってもおいしかった!

飲食代の予算

私達は昼食のほとんどを小規模のお店やレストラン、コミュニティスペースが併設されている「道の駅」などで食べました。一人約700~1,200円で、うどん、カレー、マンボーのフライ、天ぷらなどのメニューがあって、どれも美味しかった。

「道の駅」やレストランがない場合は、コンビニのお弁当やツナのおにぎり(私のお気に入り)を買ってました。コンビニとはいえ、どれも美味しかったです。Energy INゼリーは、特にお気に入りでした。

驚くことに日本の水道水はほとんど飲むことができます。なので水を買うのを節約するためにリサイクルできるボトルを持参すると良いでしょう。自動販売機はどこにでもありますが(外国人の私からするとこれは本当に...衝撃的です)便利だけどいつも買っていると、すごくお金がかかってしまうから。水以外にも、スポーツドリンク、お茶、紅茶、コーヒーなども100~150円位で販売されています。

私はこの川でパドルに乗ったの!

その他の費用

宿泊施設や食事以外、ほとんどお金はかかりませんでした。移動の電車以外ほとんど使いません。でも、アルコールを楽しみたいなら余分にお金がかかるのは覚悟しておいて。クリスと私は、何度かワイン、ビール、日本酒などを飲んだのでコストアップしてしまいました。美味しかったから後悔はしていないけれどね。

また、スキューバダイビング、パドルボート、カヤックなどの体験をしたい場合はこれらの予算も必要になります。

軽いものだけを持っていって!

熊野古道伊勢路に持っていくもの

私は旅の前に「出発前の荷物一覧」というリストをつくりましたが、もしもう一度リストアップするなら間違いなく作り直します。
まず私は荷物を用意しすぎてしまいました。そして、絶対に用意すべきものをいくつか忘れました。中国からハイキングブーツを持っていくのも忘れました。これは最悪なミスで、足首を捻挫するというアクシデントにつながりました。

詳細なパッキングリストを今後公開する予定ですが、とりあえず必要なものについて簡単に説明します。

荷物

  • レインカバー付の35~40ℓのリュックサック
  • 再利用できる水筒
  • オプション:折りたたみ可能な杖やポール

衣類

  • ハイキング用ソックス 3足
  • 防水性の高いハイキングブーツ(足首をサポートするもの)
  • レギンス/ショートパンツ 1組(季節に合わせて)
  • 防水ハイキングパンツ
  • 防水ジャケット
  • 就寝用のレギンスまたはショートパンツ
  • タンクトップまたはTシャツ 3枚
  • サーマルハーフジップ 1枚
  • 下着 5組
  • スポーツブラ(レディース用) 2枚

コンビニでレインコートを買うとこうなる・・・

余分な冬の服、季節に応じて

  • 軽量のダウンジャケット
  • スマホ対応手袋(つけたまま、地図が使えるように)
  • 帽子または厚手のヘッドバンド

薬など

  • 様々な形・サイズのバンドエイド
  • 日焼け止め(冬でも)
  • 痛み止め
  • 風邪薬と下痢止め
  • 小さな救急箱

毎日同じ服を着てた・・・

洗面道具

  • 化粧水と保湿液の小さな瓶
  • 制汗剤
  • 歯ブラシと歯磨き粉
  • オプション:カミソリ
  • シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュはほぼすべての旅館、ホテルにあります。

電子機器

  • SIMカードおよび/またはポータブルWi-Fiデバイス - これは絶対!!!!
  • スマートフォン – 必須!
  • ポータブル充電器
  • カメラ(スマホを使いたくないなら)
  • 軽量のノートパソコン、またはiPad(もし仕事をしたいなら)
  • すべての充電器

さあ、てくてくスタンプをゲットよ!

「てくてく熊野古道」って、何?

もしあなたが熊野古道伊勢路の私の過去記事(my post about hiking the Kumano Kodo,)を読んでくれているのなら、私が「てくてく熊野古道」を集めていることは知っているはず。スマートフォンを活用したスタンプラリー「スマホdeスタンプラリー『てくてく熊野古道』」ではQRコードをスキャンして「てくてく熊野古道」という仮想スタンプを収集します。

私はWeChatというアプリを使ってスキャンしましたが、QRスキャナアプリなら、なんでも使えます。

熊野古道伊勢路ルート沿いには、32ヶ所の「てくてく熊野古道」スポットがあります。「てくてく熊野古道」を見つけて、スマホ上のスタンプ帳にコンプリートされていくのがとても楽しくて私は毎回、信じられない程はしゃいでいました!クリスと私は競争して集めていたほど。「てくてく熊野古道」にはそれぞれの地域にちなんだかわいい絵とキャプションがついています。

「てくてく熊野古道」を全部集めることに決めたら、荷坂峠とツヅラト峠は、ルートが分岐しているので両方の道を歩かなければなりません。

熊野古道センターに立ち寄ることを忘れないで!

両ルートのスタンプを手に入れる方法は次の通りです。梅ケ谷駅から分岐する一方の道、例えばツヅラト峠を選んで歩き、途中でスタンプをゲットします。そしてもう一方の荷坂峠ルートと合流する紀伊長島地点まできたら、荷坂峠へ逆戻りします。そして、そのルートにあるスタンプをゲットしたら、梅ケ谷駅まで進み、電車へ乗って紀伊長島駅まで戻ります。クリスと私は「てくてく熊野古道」をゲットするために、両方の道を歩いたけれど、ほとんどの人は、どちらか一方のルートを歩くことと思います。

「てくてく熊野古道」を手に入れるために、ルートから少し離れ、「てくてく熊野古道」をゲットする場所もあります。

将来は、もう少し簡単に手に入るようになるとよいのですが、「てくてく熊野古道」を集めるのはおススメです。私は、32コのすべてのスタンプをゲットしました。
(1つだけ、私が足首を捻挫していたので、クリスが代わりにゲットしてくれたけど)。熊野古道伊勢路の中でも「てくてく熊野古道」を集めるのは、本当に楽しかった!

美しい秋の色の景色は、素晴らしい写真になります!

いつ、行くのがいいの?

熊野古道伊勢路を歩くのにおススメの時期は秋です。どうしてかって?冬は寒いから。春は蛇が出ることもあります。夏は蛇と蚊がいるし、かなり暑い。秋は、雨も少なく、空気もきれいでとても良い季節だと思います。

私は11月中旬から12月初めに歩きました。けれど少し寒すぎました。今年は特に寒かったようです。9月、10月、または11月初めに行くことをおススメします。

寒い時期に歩きたくない理由は、この地域のほとんどの古い建物はめちゃくちゃ寒いから!私達が泊った部屋には小さなヒーターかエアコンが用意されていたけど、それでも、廊下やバスルームは、めちゃくちゃ寒かったです。(どうして日本人は冬でもお風呂やトイレの窓を開け放しにするの?)

秋の唯一の心配は、台風の可能性。今年は、10月に大きな台風が来て大荒れになりました。

この竹林道は、台風の影響で大変な状態になっていました

台風が通りすぎた後

熊野古道伊勢路の一部は世界遺産に登録されています。けれど、一部の道は台風や大雨で通れなくなっていたり、道がなくなってしまっている可能性もあります。または、倒れた竹林の中を歩かなければならないかもしれません。

ある日、私たちは海岸沿いの道を歩いていました。けれど、台風の影響なのか?海が浸食し、道が急になくなっているところがあり、私たちは迂回して砂の上を歩きましたが、とても驚きました。

熊野古道伊勢路はアドベンチャーと言えるでしょう。季節、台風や雨など、私たちにはどうすることもできない問題が発生するかもしれません。それでも、慌てないで。わからない時は一番安全だと思うことをしましょう。道が危険だと思ったら、戻って別のルートを歩いてください。

これは、たぶん安全じゃないかも…

熊野古道伊勢路は安全ですか?

私は2014年に映画化もされたシェリル・ストレイドさんの「わたしに会うまでの1600キロ」という本を読んだ時「え?この女性、ちょっと変わってる!」という感想を持ちました。

「パシフィック・クレスト・トレイル(アメリカ合衆国の約4,260kmの長距離自然歩道)」を準備もせず1人で歩くなんて、女性としてとても危険だと思ったからです。「彼女は一体、何を考えてるの?!」と。本の内容は間違いなく面白かったけれど。

私がそう感じたように、いろんな人から熊野古道伊勢路は1人で歩いても安全ですか?と聞かれることがありました。けれど、断言します。ほとんどの場合、熊野古道伊勢路は非常に安全です。あなたは、犯罪、盗難、またはそういう類のことを心配する必要はほとんどないでしょう。日本は世界で最も安全な国の1つであり、三重県の熊野古道伊勢路もそれは同じだからです。

ハイキング中にあなたが直面する可能性のある唯一の危険は、イノシシ(はい、これは本当です)、ヘビ、そして怪我だと思って下さい。私はいくつかの足跡を見ましたが、実際のイノシシに遭遇する可能性はとても低く、旅の間出会うことはありませんでした。あとは長いパンツを穿いて、足元をよく見て歩きましょう。

他のハイキングと同様、怪我をする可能性はあります。念のため、日本の緊急連絡先をあなたのスマホに登録しておきましょう。そして、いいハイキングブーツを購入しておくこと。また、いつも救急箱は持ち歩いてください。

この素晴らしい自然は、あなただけのもの

日本の魅力の秘密に触れる

熊野古道伊勢路は、「カミノ・デ・サンティアゴ」のように世界的に知られる巡礼道になると思います。他の人が体験したことのない巡礼の旅をしたいなら、チャンスです。私が60歳のおばあちゃんになった時、みんなに「私は、熊野古道伊勢路が大人気になる前に、歩いたんだよ」と話している姿を想像することができます。

旅行者たちはいつも、例えばアジアで言えばミャンマー、ブータン、モンゴルなどのような新しい場所や人気になりそうなスポットを探しています。熊野古道伊勢路は、これからそんな旅行者たちにとって人気の観光地となる可能性を秘めています。間違いなく、ここは訪れる価値のある場所だからです。

熊野古道伊勢路が有名になる前に訪れることをおススメします。歩くこと、宿泊施設を見つけることは大変だと思いますが、それも冒険の一部として楽しんでください。

遂にゴール!

熊野古道伊勢路踏破をススメる理由

熊野古道伊勢路を歩いた経験は、私の人生の中でも、信じられないほど素晴らしい経験でした。私は本当に多くのことを学んだと思います。私は強くなり、心身ともに健康になったし、自分がどこまでやれるのかを知ることが出来ました。

熊野古道伊勢路を歩いたことで日本の地方が抱える問題を考えるきっかけになったり、たくさんの親切な人たちに出会ったりと、東京や京都では決して経験できない、独特の伝統文化を体験しました。個人的に成長したというだけではなく、私は田舎の日本に恋をしてしまいました。

熊野古道伊勢路を歩いたことは、私の一生の思い出の一つ。そのくらい私は熊野古道伊勢路が大好きになりました。私はすぐにでも、もう一度、あの道々を歩きたいと願ってやみません。

The ultimate GUIDE KUMANO KODO JAPAN'S ANCIENT PLIGRIMAGE

私のPinterest!

熊野古道伊勢路について、ご質問はありますか?
もしあれば、この下のコメント欄にご記入ください。

クイックノート:クリスと私は、三重県のサポートの下、熊野古道伊勢路を踏破しました。2週間の間、私たちはより多くの外国人旅行者が三重に訪れることができるよう、熊野古道伊勢路のプロモーションのために綿密に協力し合いました。クリスと私はルートの計画、宿泊施設やアクティビティの予約などについてのサポートを受けましたが、みなさんには外部の手助けや流暢な日本語を話すことができなくても、この伊勢路を歩けるようになっていただきたいと願っています。

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