てくてく熊野古道 ミニガイド

てくてく熊野古道 ミニガイド
「田丸」

2.街道を結ぶ宿場町 ~田丸~

2.街道を結ぶ宿場町 ~田丸~

伊勢路の起点・田丸。

熊野古道には5つの道があります。中でも庶民の道と称されたのが紀伊半島東部を南下する伊勢路。伊勢神宮と熊野三山を結ぶ道です。江戸時代に大流行した「お伊勢参り」の後、この道を通り「熊野詣」へと出かける人も多かったといいます。伊勢路の起点が玉城町田丸。この田丸城下町で、人々は巡礼装束に身を改め、石佛庵で33体のお地蔵様に無事を祈り、聖地・熊野を目指しました。難所が続く熊野詣がいよいよ幕を開けます。

天照大御神に仕えた倭姫命ゆかりの地。

伊勢神宮の内宮に鎮座されるのが日本の総氏神・天照大御神。その大御神の「御杖代(みつえしろ)」として 仕えたのが「倭姫命(やまとひめのみこと)」です。彼女は、伊勢神宮の祭りと経営の基礎を確立した人物であり、神宮で行われる年中の祭りを定め、神宮所属の宮社を定めるなどの偉業を達成しました。玉城町にある摂社10社と末社3社のいくつかも倭姫命が定めたものと言われています。

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