熊野古道伊勢路

21通り峠道と丸山千枚田とおりとうげとまるやませんまいだ

風伝峠を降りると、本宮へ向かう本宮道と吉野方面へ向かう北山道に分かれます。世界遺産登録の対象ではありませんが、古くから生活道として使われ、海の幸と山の幸が行き交った道です。丸山千枚田の中の道を歩きながら、里山の暮らしが息づく風景を堪能できます。

距離 約6.0km
(千枚田・通り峠入り口バス停発着)
歩行時間 2時間20分
散策レベル
石畳道
少し狭いですが、約800mの石畳道が残っています。炭焼窯の石積みが残っているなど、かつての山の暮らしがうかがえます。
展望台
山腹に築かれた約1平方kmの見事な棚田と山並みが一望できます。
慶長6年(1601年)には2,240枚の水田があったと記録されています。
通り峠と子安地蔵
風通しの良い峠に、嘉永4年(1851年)建立の子安地蔵が祀られています。
大岩
丸山千枚田の景色に大きな安定感を与えてくれます。