熊野古道伊勢路

19横垣峠道よこがきとうげみち

熊野古道伊勢路は、花の窟神社が鎮座する熊野市有馬で、海岸沿いに新宮を目指して南下する浜街道と、本宮を目指す本宮道に分かれます。本宮道の横垣峠道では、この地特有の神木流紋岩が敷き詰められた石畳が整然と続きます。

距離 約5.4km
(横垣峠登り口バス停〜高千良バス停)
歩行時間 2時間10分
散策レベル ★★
水壺地蔵と湧き水
水壷地蔵とも呼ばれる地蔵の横に、弘法大師がここを通った際、杖で穴を開けて水を出したという伝説の湧き水があります。
横垣峠
東側の一部が開けており、熊野灘の海が見えます。
神木流紋岩の石畳道
地殻変動の際にマグマが波紋状に固まったという、この地方特有の神木流紋岩の石畳。季節ごとに野花が石畳を彩ります。
亀島の石灯籠
棚田の中に亀島と呼ばれる周囲25m、高さ5mの大岩があります。頂上には石灯籠が建てられています。