横垣峠道

コース概要
熊野古道伊勢路は、花の窟神社が鎮座する熊野市有馬で、海岸沿いに新宮を目指して南下する浜街道と、本宮を目指す本宮道に分かれます。本宮道の横垣峠道では、この地特有の神木流紋岩が敷き詰められた石畳が整然と続きます。
歩行時間/距離
約2時間10分 約5.4km(横垣峠登り口バス停~高千良バス停)
~熊野古道横垣峠道 通行止めの一部解除について~
平成19年7月の大雨による地すべり災害の影響で通行止め箇所のある横垣峠について、平成30年6月1日に一部通行止め解除としていましたが、新たに平成30年12月1日より横垣峠(石碑)~坂ノ峠区間の通行止めが解除されました。
これにより、坂ノ峠~林道阪本神木線上地地蔵入口区間においては林道へ迂回することで、御浜町神木地区から同町阪本地区までの通り抜けが可能となりました。詳細はこちら
コース断面図

コースポイントガイド
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- 水壺地蔵と湧き水
- 水壷地蔵とも呼ばれる地蔵の横に、弘法大師がここを通った際、杖で穴を開けて水を出したという伝説の湧き水があります。
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- 横垣峠
- 東側の一部が開けており、熊野灘の海が見えます。
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- 神木流紋岩の石畳道
- 地殻変動の際にマグマが波紋状に固まったという、この地方特有の神木流紋岩の石畳。季節ごとに野花が石畳を彩ります。
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- 亀島の石灯篭
- 棚田の中に亀島と呼ばれる周囲25m、高さ5mの大岩があります。頂上には石灯籠が建てられています。