八鬼山越え

コース概要
西国第一の難所といわれ、かつては山賊や狼が出没して巡礼者を苦しめました。八鬼山越えでは、いたるところで石仏に出会います。史跡も多く、絶景も望めますが、登り・下りともに厳しい道です。体力に自信のある方は、昔の巡礼者の気分を味わってみてください。
歩行時間/距離
約5時間 約10.1km(熊野古道センター~JR三木里駅)
コース断面図

コースポイントガイド
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- 巡礼供養碑
- 1基目は茨城県、2基目は長崎県壱岐、3基目は広島県からの行き倒れ巡礼者を、地元の人たちが手厚く弔い建てたものです。
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- 七曲り
- 八鬼山越えの中でも最も勾配がきつい難所で、延々と石畳の急坂が続きます。
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- 荒神堂と万宝院の墓
- 西国三十三所第一番札所の前札所として、かつて多くの巡礼者が訪れました。近くには、山賊を退治した山伏・万宝院の墓があります。
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- さくらの森広場
- さくらの森にある東屋からは、天気が良ければ志摩半島から那智山まで望めます。