荷坂峠道

コース概要
江戸時代中期、徳川吉宗の時代に紀州藩の街道整備に伴って「紀伊の国」への正式な玄関口となりました。勾配はゆるく、道路も広いので歩きやすい道です。峠を越えてからの紅葉樹やシダの多い自然道では、季節の移ろいが目を楽しませてくれます。
歩行時間/距離
約2時間30分 約7.5km(JR梅ヶ谷駅~JR紀伊長島駅)
コース断面図

コースポイントガイド
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- 憩い石
- 旅人が腰掛けて休憩したことにちなんで名がついた大岩です。風通しのいい尾根にあるので、一休みに最適です。
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- オンツツジの道
- 4~5月頃、オンツツジの群生が新緑に映えとても美しいです。年間を通して四季の変化が楽しめる明るい雑木林です。
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- 沖見平
- 見晴らしのいい休憩所。江戸時代の紀行作家・鈴木牧之が詠んだ二句が書かれた木板が立っています。
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- 猪垣
- 林道に出たあたりに、猪や鹿から田畑を守るために積み上げられた猪垣が道に並行して残っています。