熊野古道伊勢路

16観音道かんのんみち

観音信仰が盛んな時代は大吹峠道を通らずに、道の傍らに西国三十三所の観音石像が立ち並ぶ観音道がよく使われました。かつて、観音様の命日には多くの人が参り、お寿司やおはぎを売る店も出て、大変な賑わいだったということです。

距離 約3.8km
(JR大泊駅発着)
歩行時間 1時間40分
散策レベル
清泰寺の観音石像
清泰寺には、清水寺から移された千手観音立像が安置されており、境内には西国三十三所観音石像の第一番から第四番までが立っています。
観音道登り口
西国三十三所観音石像の第五番〜第十五番が並んでいます。ここから続く石畳道の脇にも石像が立ち並び、心が和みます。
6体の石像
ふくろう岩と名づけられた大きな岩の麓に、観音様6体とお地蔵様1体が並んでいます。
馬頭観音
木造の祠の中に、自然石の馬頭観音像が安置されています。右隣には、第三十三番谷汲山華厳寺の観音像が建っています。