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おおぶきとうげみち
熊野古道には珍しい竹林が広がる、竹林の古道です。それほど厳しいところもなく、情緒ある景観の中、古道歩きを楽しむことができます。山を降りると、目前に広がる大泊湾の白い砂浜が、古道歩きの疲れを癒してくれます。

峠のすぐ手前で、猪や鹿から田畑を守るために
江戸時代に築かれた猪垣を横切ります。

昭和25年頃まで大吹茶屋がありました。
茶屋跡にはおにぎりや寿司を包むのに使った
バランやハナミョウガが植えられ、今も残っています。

大吹峠から孟宗竹林が続き、なだらかで、風情がある道です。
筍の時期には猪が筍を掘った跡を探すのも面白いでしょう。

美しい砂浜とともに魔見ヶ島、箱島、鬼ヶ城などの景観が望めます。
距離 | 約4km(JR波田須駅〜JR大泊駅) |
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歩行時間 | 2時間 |
散策レベル | ★ |