熊野古道伊勢路

15大吹峠道おおぶきとうげみち

熊野古道には珍しい竹林が広がる、竹林の古道です。それほど厳しいところもなく、情緒ある景観の中、古道歩きを楽しむことができます。山を降りると、目前に広がる大泊湾の白い砂浜が、古道歩きの疲れを癒してくれます。

距離 約4km
(JR波田須駅〜JR大泊駅)
歩行時間 2時間
散策レベル
猪垣
峠のすぐ手前で、猪や鹿から田畑を守るために江戸時代に築かれた猪垣を横切ります。
大吹峠
昭和25年頃まで大吹茶屋がありました。茶屋跡にはおにぎりや寿司を包むのに使ったバランやハナミョウガが植えられ、今も残っています。
竹林
大吹峠から孟宗竹林が続き、なだらかで、風情がある道です。竹林の中を下り平坦道に至ると、樹齢約200年のヤマザクラの巨木が見えます。
大泊海岸
美しい砂浜とともに魔見ヶ島、箱島、鬼ヶ城などの景観が望めます。